言えないセリフ

台風が去った晴れの朝。

今日もきょうだいバトルのシーンに挑戦だ!


さて、身体もほぐれたところで。

本日、3きょうだいが休みなので、6名で3組のきょうだいをつくります。

今日は偶然に任せて「グーチョキパー」で分かれてみました。

そして、それぞれのペアで予想してみました。

「どっちがAでどっちがBをやると思う?」

「そして、どうしてそう思うんだと思う?」


しっかりしてそうだから…

つまみ食いしそうだから…


もちろん、一見「しっかりしてそうな子」がつまみ食いを絶対しない、かどうかはわからないし、つまみ食いしそう人が実際そうするかどうかはわからない。

だけど、自分がどんなタイプなのか、どんなタイプに「みられる」のかを知っておくことは、ムダじゃない。

自分がどんなタイプに「見えるのか」を、感じてもらった上で、ふたりでどっちをやるか決めてみました。

ひなこ(姉)がA、ハンナ(妹)がB。


そしてヒロト(弟)がAで、まお(姉)がB。


このあたりは、まぁみんなの予想通りというか、「さもありなんな方のキャスティング」です。

そしてこのペアは…

妹・いちか(しっかりしてそう)がAで、姉・はづき(つまみ食いとかしそう)がBという、予想と逆の、あえてのチャレンジ。


しかし、練習中に早速カベにぶつかるいちかちゃん。


「『うるさい!だまれ!』って最後のセリフ、どう言っていいかわからない…」


そう。ね。

いちかちゃん、妹たちに「うるさい!だまれ!」って、言わなさそう。

役は自分じゃないから、どうしてこんなことするのか、どうしてこんなこと言うのか、わからないことがいっぱい。

だから、いろいろ想像して、そのわけを探りたいのですね〜。


怒ってるのかな。だとしたら、なんでこんなに怒ったのかな。

きょうだい、仲が悪いのかな。

もしかして、ふざけて言ってるのかも。

それか、お母さんがむっちゃコワい人なのかも!?

そして、自分の言葉にしたい。


逆に、「なんか、言えない」っていう違和感をちゃんと感じられるということは、すごく大切。


実感のない言葉を、平気で口にしてしまうようにはなってほしくない。

役者としても、ひととしても。

後期(10月)に持ち越して、きょうだいそして言葉との格闘、まだまだ続きます。


こどものためのドラマスクール沖縄では、

10月から一緒にレッスンをしていく、新しいお友だちを募集中!

レッスンは毎週日曜日 10:10-11:50、那覇久茂地の「ゆかるひホール」にて。

9月29日はお休みです。

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info@kodomo-drama.okinawa

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えんげきは生きるちから。 沖縄初 小・中学生専門の演劇教室

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