ハハのキモチ

夏休みも終盤…あっという間だね…の、ちょっと蒸し暑い朝。

顔を見るなり「ひらがなカード貸してください!」とひなちゃん。どうやら家で、鍛えているのだな?中学生のお姉さんたち相手に、バシバシゴールを決めていきます(笑)。

そうこうしているうちに、3きょうだいも到着。

景気付けに例の「ビビディビビディバ!」2週目ともなるとだんだん「遊びどころ」をつかみ始めたこどもたち。

「ちっくしょー!(失礼)」とムキになるのも、私としては大歓迎。

なんせ、最近なかなか「ムキになる」コドモにお目にかかりませんで。

ドライというか大人というか、一見スマートなんだけど、いやいや、もうちょっと熱中しても損はしないよ、と思うのです。熱中したあげく失敗した時のダメージを軽減するための“保険”を、無意識にかけているような気がするのです。

お互いナニクソ!とムキになって遊んで笑ってさっぱりする、そんな関係でクリエイティブな作業をしたいものです。


今月は、即興力強化月間なのでかるーく「とっさの一言/職業編」でウォーミングアップしたあとは、千本ノック!「ペットショップにて…よーいドン!」でいっせいに一人芝居。

お客になるのか、店員になるのか(はたまた動物になるのか)はどうぞご自由に。ついでに相手のセリフも勝手にブツブツ言って、一人二役に挑戦。はりきって、どうぞ!

幼い頃、ひとり遊びで似たようなことをやった経験はあるかもしれませんが、それを今、いきなりやるとなると、ねえ。

というわけで、見られてる感を軽減するために、今日は壁に向かってやってみました(笑)。

「あー、うー、なんだろな、思いつかない!」まずはそれでもぜんぜんよし!


さて、今日の「舞台」は。

「家族のシーン」

両親(おとな)が、門限を過ぎても帰ってこない子どもを待っている。しばらくして子どもが帰ってくるが、わけも言わずに自分の部屋に行こうとする…というインプロではおなじみのシーン。

こどもたちだけでやったらこれ、どうなるのかな?

アクション!

シーン1。祖父母が孫を待っている設定。

怒る、よりも心配な祖父母。「友だちと遊んでた」と言われすんなり納得。携帯持ってない設定だったので「やっぱり携帯持たせた方がいいわよね?」と話はそっちの方向へ。

シーン2。
もーあんたは!心配したでしょー!と母(中)。へっちゃらぴーのこども(左)。見守る父(右)。

シーン3。
「お父さん、ちゃんと叱ってください」と母(左)。父(中)「うーん、そうだなあ。」

「母さん、言ってやってくれ」と譲る父(笑)

キビしく追及する母。



いろんな家族の形があり、いろんな状況、いろんな価値観があるので、正解はもちろんありません。「こうするべき」もありません。

おとなのワークショップでもこれをやりますが、長年やっていても、ひとつとして同じ家族はない。やりながら、いろんな家族の関係性や、力関係を観察するわけです。


遅く帰って怒られたことある?と聞いてみたら、ほぼ全員が「あるある」と返答。

とはいえ、家で待っている親の方の気持ちや、待っている間何をしているか、ということは、なかなかリアルには想像しがたいようです。そこで…


中学生のまおちゃんは「謝ったけどなかなか家に入れてもらえなかった」経験あり。

その時の、本人の事情は?お母さんに言われた言葉は?そばにいたお兄ちゃんの様子は?と詳しく話してもらって、それをできるかぎり再現してみました。

まお1はまゆちゃん。まおちゃん本人には、お母さんになってもらいます。

さて、2人ともどんなキモチだった?

続けてまお2。と、どうでしょう。母(まおちゃん)、スイッチが入りました。ただお母さんが言った言葉を思い出してなぞるのではなく、声がどんどん大きく、言葉も厳しくなってきます。

ふだんはどちらかというと吹き魔のひなちゃんも、思わず真顔になる迫力。

終わってから、どうだった?と聞くと、いままで親になったことがないからわからなかったけど…初めてああ、こういう気持ちだったのかなと。というようなお返事。


一方、当時、気の毒そうに見守っていたというお兄ちゃん役のいちかちゃんはどうだった?と聞いてみたら。

わかるわかる、この気持ち。と苦笑い。

それぞれに「うちあたい」することがあったようで(笑)


文字通り「相手の身になってみた」という経験になったようです。

いろんなヒトの気持ちがわかるようになる。これも演劇をやってみることで得られる収穫。


こどものためのドラマスクール沖縄では、受講生を随時募集しています。

レッスンは毎週日曜日 10:10-11:50、那覇久茂地の「ゆかるひホール」にて。

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